FC今治のGK修行智仁選手(40) 現役引退
FC今治は28日、GKの修行智仁選手が2024シーズンをもって現役を引退すると発表しました。 修行選手は大阪市出身の40歳で、2007年~08年にガイナーレ鳥取(JFL)、2009年~14年にFC町田ゼルビア(JFL、J2、JFL、J3)、2015年~18年に大分トリニータ(J2、J3、J2)、2019年~24年にFC今治(JFL、J3)でプレーしました。 以下、修行選手のコメント。 みなさんとお別れする日がやってきてしまいました。 今シーズンを最後に現役を引退することになりました。 あのホームゲームが僕にとって最後の試合。 もうみなさんの前でプレーすることはありません。 泥々になって練習する日々も、みなさんの声援を背に受けてゴールを守ることも、もうできないのかと思うと寂しくて仕方ありません。 それでも、僕のサッカー人生は本当に幸せでした。 40歳までプレーできた事も、5回の昇格の経験も、とても幸せな事だと思います。 ですが、『しゅうさん頑張って』とみんなが笑顔で声をかけてくれる日々が僕にとっては何よりも幸せでした。 そういう日常の幸せが僕の選手としての幸せだったように思います。 鳥取、町田、大分、今治とチームが変わっても変わらずに応援し続けてくれた方々、本当にありがとう。 その人たちのためにも、修行を応援してよかったと思えるような選手でありたいと心に決めて現役生活を送ってきました。 修行選手を応援してきてよかったな。私は間違ってなかったな。と、今、そう思ってくれていたら嬉しいです。 みなさんが変わらずにずっと応援してくれたからこそ、僕はどんなに苦しい時でも変わらずに頑張ることができました。 そして、今治のみなさん。 最後にみんなのチームでプレーできてよかった。 みんなのチームで引退できて本当に良かった。 最終戦でのみんなの表情を、みんなの嬉しそうな笑顔を必死に記憶しました。 僕はこの幸せそうな笑顔のために頑張ってきたんだなとみんなの顔を見ながら思いました。 自分のサッカー人生、これで良かったんだとみんなが思わせてくれました。 ここにしかない今治らしさを、この先もずっと今治のみなさんが誇れますように。 僕は心からそう願っています。 選手として終わりを迎え、みなさんとお別れするのは寂しいけれど、 この日のためにずっとやれることをやってきました。 いなくなって気づくこともあると思いますが、必ず何かがのこっているはずです。 そう信じています。 長い間本当にありがとうございました。 僕はみなさんに応援されて幸せでした。 みなさんも幸せだったら嬉しいです。 ありがとう。心から本当にありがとう。
あいテレビ