24年の金ETF、4年ぶり流入超 世界的な金融緩和で=WGC
[ロンドン 8日 ロイター] - 産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は8日、現物の裏付けがある上場投資信託(ETF)が2024年、34億ドルの流入超過に4年ぶりに転じたと発表した。 過去3年は高金利を背景に資金流出が続いたが、主要中央銀行が金利緩和サイクルを開始したことが背景にある。金価格は昨年10月31日、史上最高値である1オンス=2790.15ドルを付けた。 WGCは「金価格が史上最高値を40回更新した24年、金ETFへの世界の投資家の関心はようやく回復した」と指摘した。