大谷の盟友T・ヘルナンデス ドジャースと再契約 3年総額104億円、米メディア報道
ドジャースがFAとなっていたテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)と3年総額6600万ドル(約104億2800万円)で再契約に合意したと27日(日本時間28日)、複数の米メディアが報じた。 正式発表はされていないが、T・ヘルナンデスは自身のインスタグラムのストーリーズに「I’m back(ただいま)」と投稿した。今季は33本塁打、99打点を放つなどして世界一に貢献。本塁打を打った選手にベンチ前でひまわりの種をぶちまける係でもあり、来季も盟友の大谷に投げつける姿が見られそうだ。複数の米メディアによれば補強費確保のため年俸総額を抑える「大谷式」の後払い契約が2300万ドル(約36億3400万円)以上で、4年目は1500万ドル(約23億7000万円)で球団が選択権を持つという。 ワールドシリーズ(WS)制覇後の優勝報告会で「(ド軍が)僕の夢をかなえてくれた」と男泣きし「ドジャースが最優先だ」と残留を熱望。ここまで年俸総額で折り合わずに交渉が難航してきたが、涙のスピーチから56日で決着した。 ≪連覇へ最強布陣、残すはは佐々木朗希≫2年連続世界一に向け、着実に補強を続けるド軍。残すはロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す最速165キロ右腕・佐々木となった。 ≪トライネン、エドマンに続き≫今オフ、ドジャースは、先発ではジャイアンツからFAのサイ・ヤング賞2度の左腕スネルと5年総額1億8200万ドル(約288億円)で、外野手では同じくジ軍からFAの左打者コンフォートと1年1700万ドル(約27億円)で契約。自軍からFAの救援右腕トライネンとは2年総額2200万ドル(約35億円)で、7月にカージナルスからトレード加入したユーティリティー選手のエドマンとは5年総額7400万ドル(約117億円)で再契約した。先発右腕のビューラーが抜けたが、来季も世界一を狙える布陣が整いつつある。