違いのわかるオジサンに人気!最強コンパクト、日産ノートオーラはマイチェンでさらに売れ行きを伸ばすのか?
■一歩先のデザインによって魅力増!!
このオーラの新デザインのように、グリルとボディの一体感を狙ったデザイン手法は、レクサスの「スピンドルボディ」や、プジョーE-3008の「エレクトリックな遺伝子」を表現したグリルなど、近年よくみられる手法です。 電動化が進むにつれ、機能としてのグリルが、ワイド感を強調するためのデザインとして使われるようになってきたのでしょう。今回のように一歩先のデザインが取り入れられたことは、先進性も魅力のひとつであるオーラのキャラクタにマッチしており、今回のデザイン変更は大いにアリ。 もちろんデザインは、好みで評価が分かれるところではありますが、やや落ち着いた高級感を求めるならオーテックバージョンという選択肢もありますし、スポーティさを求めるなら、2024年7月18日に登場となったオーラNISMOもあります。今回のマイチェンによって、オーラはさらに「売れるモデル」となったといえるのではないでしょうか。
■熟年ドライバーが増える時代において、高級コンパクトはさらなる需要増が見込める
新感覚で気持ちのいい走りを提供してくれるノート/オーラは、運転に不慣れな若い人だけでなく、「もう大きいクルマには乗りたくない」と考える熟年ドライバーにも受け入れられているコンパクトカーです。今後はそういう価値観を持つクルマがもっと増えてくると思われ、今回のマイチェンでさらに魅力が増したオーラは、今後より一層活躍が期待できるモデル。今後の飛躍が非常に楽しみです。 Text:立花義人、エムスリープロダクション Photo:NISSAN