戸塚中継所で実現した“赤門リレー”にネット仰天 東大→東大院に繋ぎ話題「文武両道スギィ」
東大3年の秋吉拓真から東大大学院博士4年の古川大晃につながれたたすき
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日、神奈川県の箱根・芦ノ湖をスタートし東京・大手町までの復路109.6キロを争っている。横浜市の戸塚中継所で実現した“超高学歴”のたすきリレーに、ファンから「夢だな」「文武両道スギィ」と驚きの声が上がっている。 【画像】「初めて見た」 箱根駅伝で思わぬ光景が生まれた決定的瞬間 関東学生連合は8区に東大3年の秋吉拓真を起用。さらに当日のメンバー変更で、9区は東大院博士課程4年の古川大晃が走ることになった。29歳の古川は博士1、2年目は学生連合に選出されたものの走れず、昨年は学連が結成されなかった。今回が最初で最後の箱根駅伝となる。 実現した“赤門リレー”に、X上のファンからは「東大と東大院でタスキリレーがあるのか、夢だな」「8区が東大で9区が東大院なのか。凄いな」「このタスキリレーは胸熱」「天は二物与えた」「文武両道スギィ」と驚きの声が続出している。 たすきを渡された古川は、八代高(熊本)を卒業し、熊本大に進学。九州大大学院で修士号を取得し、さらに東大大学院に進んだ。研究テーマの1つは「追尾走(人の後ろについて走る状況)」。昨年9月の日本インカレに出場した際、THE ANSWERの取材に「(陸上は)今までになかった自分の走りができるという1つ1つが嬉しい。終わった後のほっとした感じがすごく好き。(箱根駅伝は)是が非でも走りたい」と話していたが、ついに悲願が実現した。
THE ANSWER編集部