パドレス連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出王手…第2戦のダルビッシュ好投から一気に決めるか 2年前の再現狙う
◇8日(日本時間9日) ナ・リーグ 地区シリーズ第3戦 パドレス6―5ドジャース(サンディエゴ) ◆ダルビッシュ絶叫、ドジャースに勝利し天を見上げ雄たけびをあげる【写真】 勢いに乗るパドレスが序盤の大量点で逆転勝ちし、2連勝。第2戦でダルビッシュ有投手の好投でつかんだ流れを生かし、2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。 1点ビハインドの2回に打線がつながった。4番・マチャドが中前打。続く5番メリルの一ゴロを一塁手フリーマンが好捕し、二塁への送球を狙ったが、これが一走マチャドの背中に当たって逸れ、無死一、三塁。続くボガーツの遊ゴロで三走が突っ込んだ上、相手の野選で全員セーフ。ここで7番ペラルタが勝ち越し適時二塁打。さらにヒガシオカの犠飛、タティス・ジュニアの2ランと打者10人の猛攻で一挙6得点。流れをつくった。 投げては先発右腕キングが5イニング5失点。その後は元阪神の守護神・スアレスらの継投でドジャースの反撃をかわした。球場は「Beat LA(ロサンゼルス・ドジャースをやっつけろ)」の大合唱でナインを鼓舞した。 狙うのは2022年の再現だ。2年前の地区シリーズもパドレスは今年と同じナ・リーグ西地区2位のワイルドカードでポストシーズンを迎え、メッツとのワイルドカードシリーズを勝ち抜いて、同地区優勝のドジャースが待つ地区シリーズに進出。第1戦こそ敗れたが、第2戦はダルビッシュが先発、5イニング3失点と力投するなど快勝。そこから負けなしでリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。 2年前と同様、勢いに乗って9日(日本時間10日)に本拠地で勝ち抜けを決めに行く。
中日スポーツ