神鋼商事、新事業の開発推進 石炭代替品の製造検討 微細藻類ビジネス参入も
神鋼商事は、本年度からスタートした3カ年の中期経営計画で、将来の収益の柱を目指して新事業の開発を推進する。カーボンニュートラル(CN)に関連した事業に焦点を当て、バイオマス燃料事業を拡大するためにブラックペレット(BP)の製造を検討し、微細藻類ビジネスへの参入準備を進めている。スタートアップ企業とも連携し、実現性や事業の成長の速度を高める方針。本年4月に設置した新事業推進室で計画を進めており、「新事業は中計の3カ年で具体化を図り、最終年の2026年度に売り上げの計上を目指す」(高橋淳取締役執行役員新事業推進室長)考えだ。