“次世代の朝食”狙い? 高機能グラノーラや朝食ビスケット登場
一方、江崎グリコは朝食にビスケット菓子の定番「ビスコ」の新商品「ビスコ シンバイオティクス」を3月20日から発売しています。シンバイオティクスは乳酸菌と食物繊維を一緒に摂取することで腸内環境を改善する取り組み。新商品はではヨーグルト1個分の乳酸菌と食物繊維3グラムを配合しています。 グリコでは「朝食をとらない若い世代が増えている。ビスコは会社に着いてからデスクで食べたり、移動中に気軽に摂取できるモバイル性が強みで、朝ビスコを提案したい」と話しています。ビスコは1933年発売のロングセラー商品ですが、かつては子供向けというイメージが強かったといいます。しかし、2015年に投入した「発酵バター仕立て」ビスコが若い女性を中心に人気となり、2017年度の売上は過去最高を達成する見通しです。 東南アジアなどでは朝食にビスケットを食べる習慣があるといい、日本でも近年「朝カレー」などが注目されました。今後朝食はさらに多様化するかもしれません。