ケリーに続いてロハスがヤンキースを酷評…NYメディアから反発「彼はWSで1試合しか出場していない」「無駄に煽り続けている」
辛辣な“ワールドシリーズ(WS)評”に敵地メディアも黙っていない。 現地時間10月30日、ドジャースは、敵地で行われたヤンキースとのWS第5戦に勝利し、2020年以来4年ぶり8度目の世界一が決定。東西の名門による頂上決戦が1981年以来43年ぶりで大きな注目を集めたが、終わってみれば通算4勝1敗という一方的な展開となり、WS終了後には、優勝チームから相手への“こき下ろし発言”が波紋を広げている。 【動画】大谷翔平が流暢な英語スピーチを披露!ファンを沸かせたシーン 現地時間11月4日には、ジョー・ケリーが米ポッドキャスト番組『Baseball Isn't Boring』に出演し、「最初から不釣り合いな対戦だった」「プレーオフで8番目か9番目のチームだ」と酷評。さらに現地時間6日、『Chris Rose Sports』の番組内でミゲル・ロハスは、「塁上でアウトにする方法、野球を大事にしないところ、そして怠慢守備。それらが彼らの弱点だ」と分析した。 これを受け、ヤンキースの地元紙『New York Post』は、「ドジャースが小さなことを積み重ね、5戦目での決着、球団史上8度目のWS制覇を決めた」と勝者を称えながらも、「威勢よく話しているが、ロハスはWSで1試合(ケリーより1試合多い)しか出場していないし、LAが4-2で勝利した第2戦で3打数無安打だ」と指摘している。 また、ニューヨークのスポーツ情報を扱う『Empire Sports Media』は、「ケリーほど傲慢な態度ではなかった」としながらも、「ヤンキースファンの気力とプライドを傷つけるものだ」と報道。「プレーオフで8番目、9番目になるようなチームじゃない。WSへ進出したのには、理由がある」と続け、「最終的にドジャースの方が良いチームだったが、彼らは無駄に煽り続けている」と反発した。 なお現地時間5日には、ヤンキースでゼネラルマネージャー(GM)兼副社長を務めるブライアン・キャッシュマン氏がケリーからの“挑発”に対し、「フェアな表現だと思わない」と反応。こうしたフィールド外での舌戦は、しばらく余波を広げるかもしれない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]