樋口新葉、7年ぶりGPファイナル「頭にはあったが・・・」自身も驚き 4か月間で3度目のフランス行きも決定「縁があるのかな」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦・フランス大会で2位に入った女子の樋口新葉(ノエビア)が5日、羽田空港に帰国し、取材に応じた。 優勝したGP第1戦のスケートアメリカから続き、2戦連続の表彰台。これで日本勢一番乗りで、GPの成績上位6人が出場するGPファイナル(12月・フランス)進出を確定させた。自身が出るのは7年ぶりで、「ファイナルは頭にあったが、あまり考えずに自分の演技ができた。それが一番、結果につながったと思う」とうなずいた。 以前出場した2017年GPファイナルは、平昌五輪の代表選考会直前で大きなプレッシャーもあり、6位と悔しい思いをした。「前回は、ファイナルでも『結果を残さないと』と思っていた。今回はもちろん結果も残したいけど、練習していることをそのまま出せる試合にしていけると、全日本(12月・大阪)につながるのかなと思う」と語った。 8月には、2022年北京五輪団体のメダル授与式でパリへ、11月はGPフランス大会でアンジェへ、そして次は12月にはGPファイナルでグルノーブルと、4か月の間に3度目のフランス行きも決定。「フランスに行くことが多いなって思うことが今までも結構あった。縁があるのかなと思う」。最高の思い出が残る地で、次はこん身のパフォーマンスを発揮する。
報知新聞社