オシャレな庭を作る【ガーデニングの法則】意識したい「高・中・低」3つの植物
狭いスペースでも植物を植えることで、鮮やかでイキイキとしたオシャレな庭になります。 【写真9枚】スキミア、クリスマスローズ、パンジーなど「オシャレな庭を作る植物たち」それぞれの役割も意識して! 冬は個性的な植物も多いので、多年草や一年草、球根植物を組み合わせて、冬も楽しめるガーデンにしてみませんか。 そこで今回はオシャレな庭を作るコツ、おすすめ植物について紹介します。さっそくみていきましょう。 ※写真でご紹介した植物の参考価格は、記事末に記載します。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
オシャレな庭になる植物の植え方
オシャレな庭に欠かせないのが、鮮やかなリーフや花が楽しめる植物。美しい花々がイキイキとした庭はとても素敵です。 植物を1種類だけ植えるのもシンプルでオシャレですが、できれば「3つの植物」を選んで見映えのよい庭にしてみましょう。 植える植物は「高・中・低」となるように選びます。コンパクトな庭であれば、植物の数は少なくても問題ありません。それぞれの植物の高さがポイントになります。 庭の大きさに応じて、まずは「高」の植物の高さを決め、この「高」の植物の高さに応じて「中」「低」の植物を決めていきます。 背の高い植物を植えにくい場合は、ツル性植物を植えるのもおすすめです。壁面やオベリスクなどに這わせてみるのもよいでしょう。
「高」「中」「低」おすすめの植物
●「高」の植物 ・トネリコ ・ジューンベリー ・ハナミズキ ・アオダモ ・オリーブ ・セイヨウニンジンボク ・スキミア ・ブルーベリー ・アナベル ・つるバラ ・クレマチス など 庭のスペースにもよりますが、大きめの樹木を植えると庭の見映えがアップします。樹木の中には2メートルを超えて大きくなるものがありますが、鉢植えで育てるとコンパクトに育てられる場合があります。 コンパクトな庭なら1~2メートルくらいの低木がおすすめ。手入れもしやすく、育てやすいでしょう。 樹木のかわりにツル性植物を植えるのもオシャレです。つるバラやクレマチスは、壁面やオベリスクに誘引させ手育てましょう。開花すると美しい風景を楽しむことができます。 ●「中」の植物 ・クリスマスローズ ・セージ ・スイセン ・アネモネ ・ラナンキュラス ・オタフクナンテン ・プリムラ・オブコニカ など 「高」の植物より低く、「低」の植物より草丈の高い植物を選びます。花が咲く植物を選ぶと明るい雰囲気になりますが、オタフクナンテンなどのカラーリーフプランツもオシャレです。 多年草を植えるときは常緑種を選んでみましょう。冬でも葉が枯れることがなく、開花時期が異なる植物をいくつか選べば、一年中花を楽しむことができます。 冬ガーデンには人気のクリスマスローズがおすすめ。春まで開花を楽しむことができ、上手に育てれば毎年花を咲かせます。花後も葉が枯れることはなく、半日陰の庭でも育てられます。 ●「低」の植物 ・ヒューケラ ・ホスタ ・アジュガ ・クリーピングタイム ・ベロニカ・オックスフォードブルー ・ディコンドラ ・ラミウム ・セダム ・パンジー・ビオラ ・原種シクラメン など 「低」の植物はグランドカバープランツなど、地面を覆い隠すことができる植物がおすすめです。「高」「中」の植物の株元に植えると、株元が寂しくならず見映えがよくなります。 特に矮性種のスイセンやムスカリ、パンジー、ビオラなど、比較的小さな花が咲く植物を植えると野山のような春らしい雰囲気になります。 クリーピングタイムやベロニカ・オックスフォードブルー、アジュガなどは、開花したときの風景が美しい品種です。カーペットのようにほふくして広がるので、一面に咲く花を楽しめます。