“裕福な高齢者”も「いつの間にかゴミ屋敷」の厳しすぎる現実 「お金はあったのに」防ぐには、どうすればいい?
介護については社会福祉士、保健師、ケアマネージャーなどの専門家が相談にのってくれ、財産管理については、以前の記事(「認知症」で銀行口座凍結! やれば安心の準備は? )で解説した「代理人制度の利用」を支援したり、税理士、司法書士、行政書士などの専門家につないでくれたりします。 老後は誰にも訪れるものです。 Cさん夫婦、Dさん夫婦のようなケースは、決して他人事ではありません。 準備をしないまま認知機能が衰えてしまうと、さまざまな社会的手続きや福祉への連携などができなくなります。
とくに子どものいない人、子どもと疎遠になっている人は、具体的な困りごとにうまく対応できないことがあります。 今日はこれからの人生の中で一番若い日です。 老後準備、終活を前向きにとらえて、行動に移してもらいたいと思います。
松尾 拓也 :行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家