【卓球】パリ金・陳夢への惜別メッセージが中国内で波紋 WTTに批判の嵐「本当に場違いだ」
卓球女子シングルスでパリ五輪金メダルの陳夢(中国)に対し、WTT(ワールドテーブルテニス)が送ったメッセージが波紋を呼んでいる。 【写真】早田ひなら選手たちと記念撮影をする陳夢 陳夢(中国)は先月27日、WTT(ワールドテーブルテニス)ツアーからの脱退を表明。現状のルールに異議を唱えており、SNSで「今の自分の体では負荷の高い大会に耐えることができない。国際組織にも配慮し、月曜日(23日)に書類にサインし、世界ランキングから撤退することを選んだ」と説明していた。 そんな中、WTTの公式X(旧ツイッター)では、陳夢の写真とともに「夢の実現から惜別へ。陳夢、ありがとう」と英語で投稿。陳夢は引退を否定しているが、引退をしたかのようなニュアンスの投稿に、中国のファンからは「なぜ陳夢は引退を望んでいないのに引退させられたのか?」「誰かをツアーから辞退させてまで投稿する意味があるのか」などの声が上がっている。 中国メディア「捜狐」は「WTTの投稿を見たネットユーザーは、うれしさなど微塵も感じず、ただ狂ったように荒れていた」と報じた上で「この時期にWTTがこのような投稿をするのは本当に場違いだ」と痛烈に批判している。
東スポWEB