不審者に手をつかまれたら?年末年始を前にフェリーで不審者対応訓練 鹿児島海保が指導
南日本放送
フェリーでもし不審者が現れたら?人の移動が増える年末年始を前に、対応訓練がありました。 【写真を見る】不審者に手をつかまれたら?年末年始を前にフェリーで不審者対応訓練 鹿児島海保が指導 (記者)「船内で不審者が現れたらどうするか?シチュエーションごとの実践訓練が行われています」 鹿児島と奄美・沖縄を結ぶフェリー「クイーンコーラルプラス」で行われた訓練には、鹿児島海上保安部やフェリーの乗組員ら50人が参加しました。 海保の職員が船内のレストランや受付、客室など、シチュエーションごとに不審者への声のかけ方や対応を指導しました。 また、不審者に手首をつかまれた際は、手のひらを大きく開いて勢いよく横に振り払うなど、身を守る方法をアドバイスしていました。 (マリックスラインの乗組員)「不審者が出たときのために、少しでも経験をつけられてよかった」 (鹿児島海上保安部 半沢優警備救難課長)「不審者事案はいつどこで発生するか分からない。海上で実際に発生した際は、海上保安庁が現場に到着するまでに時間がかかるので、自衛の手段をどう確保していくかが重要」 海上保安部は今後もフェリー会社などと連携し、非常時の備えを続けたいとしています。
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