【台風10号影響】東海道新幹線は静岡区間含め3日連続計画運休…JR東海社長「難しい判断も安全最優先の結果」
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
台風10号の影響で東海道新幹線は3日連続で計画運休しました。この判断についてJR東海の丹羽社長は、4日、「難しい判断だったが、安全を最優先した結果だった」と述べました。 先週、各地で大きな被害をもたらした台風10号。大雨により大きな影響を及ぼしたのが新幹線や在来線の運休です。東海道新幹線は8月29日の夕方には大雨の影響で、急遽、全線で終日運転見合わせに。その翌日の8月30日から9月1日まで、初めて3日間にわたり三島駅と名古屋駅間の上下線で計画運休を実施。東海道新幹線の計画運休は2018年9月に実施して以降、9回目の実施となりました。 (浜松に帰りたい親子) 「新幹線が止まっていて、きょう始業式だったが出れず、」 Q.この後どうされますか? 「どうしよう…」 実質4日間にわたり、“日本の大動脈”がストップする事態に…。また、在来線でも東海道線は静岡駅から掛川駅間が8月28日から5日間終日運転見合わせになるなど影響は長い期間に及びました。 JR東海の丹羽社長は、4日午後の会見で、今回の計画運休は過去のケースと違い、台風本体とかなり離れた段階で豪雨となったことで、難しい判断だったと述べました。 (JR東海 丹羽 俊介 社長) 「気象予報が目まぐるしく変わる中で、過去経験したことのない激しい雨が数日間にわたって降るなど難しい状況の中で、計画運休を判断し実施したことなりました」「結果として利用を予定した人にはご不便をかけました。ただ、これは安全を最優先の考え方で運行を行った結果でして、どうぞご理解をお願いしたいと考えております」 こう述べ、今後も豪雨対策について検討を重ねていきたいと話しました。