理想の家族構成は「大人1人に動物1匹」 ライフステージともしもの時を考える
多頭飼育では見えないことがあった
自分に体力があるうちは気持ち的にも余裕があったので、飼い猫が2匹いるのに預かり犬を3匹も預かっていた時期がありました。今思うと、5匹の犬猫たちは、寂しい思いをずっとしていたと思います。 当時、預かっていた老犬はそれほど手がかからなかったこともあり、会社のスタッフたちにお世話を託して、私は出張へ行っていました。抱っこが大好きな老犬で、目が見えないのに人を追いかけてきたりして、もっと時間をかけて可愛がってあげればよかったなと今になってわかりました。 飼い猫も、もともと甘えてくるような子ではなかったけれど、先住猫たちが亡くなってからは、どんどん甘えてくるようになったのです。 犬1匹と猫1匹になった今、イチゴは可愛がってもらえるとわかったのか、ものすごく甘えん坊になって、私たち夫婦もつい甘やかしてしまうようになりました。 犬や猫が寂しくならないようにと多頭飼いをしていたとしても、彼らが一番欲しいのは、飼い主とのスキンシップだったりするんですよね。 1匹1匹に目を向けてあげることや、安心安全に避難できるようにすることも大事だなぁと思う、今日このごろです。