「前回のセレブレーションは不快だったが…」絶好調・久保建英を警戒！ダービー前にアトレティック地元メディアが分析
24日に大一番
レアル・ソシエダMF久保建英は、アトレティック・クルブとのダービーを前に現地で注目を集めている。 久保建英は現地スペインでどう評価されている？ 今季もラ・リーガ16試合で3ゴールを奪って11月のラ・リーガ月間最優秀選手にノミネートされると、日本代表としてもワールドカップ・アジア最終予選の中国代表戦(3-1)で勝利に導くパフォーマンスを披露した久保。現在は代表活動終了に伴いソシエダへと合流すると、21日のコパ・デル・レイは完全休養に。24日に控える第14節のバスクダービーへ準備を進めている。 そんな23歳の日本代表MFに対し、アトレティック・クルブの地元メディアも警戒を強めている。前回のバスクダービーはアジアカップ出場のために欠場となった久保だが、最後に出場した大一番ではゴールを奪い(3-0で勝利)、お尻を振る特徴的なパフォーマンスで大きな注目を集めた。後にパフォーマンスは「アリツ・エルストンドとの賭けで、少し後悔もしている。ビルバオの人には気に入らないものだったしね。申し訳ないよ」と謝罪している久保について、『DEIA』は以下のように指摘した。 「前回のダービーで物議を醸したセレブレーションの後、初めてサン・マメスに足を踏み入れる。前回の大一番でのジェスチャーは、赤と白のファンにとっては非常に不快だった。だが、今回は感情が穏やかだろう。時間は、傷も許しも癒やしてくれる。今季はじめに彼自身が謝罪の言葉を口にし、アトレティックのファンにそれを求めていた」 「スポーツ面で見れば、アトレティックの目標は彼が再び踊るのを避けること、つまりゴールを決めさせないことだ。ソシエダが攻撃面で輝いていない（総得点11）のは事実だが、この日本代表はチーム最多タイの3ゴールを挙げ、チームの主役の1人となっている。困難な仕事になるだろう。久保は序盤こそ苦戦したが、直近はクラブと代表チームで2度も傑出したパフォーマンスを見せており、調子は上向きだ」 「ソシエダはインターナショナルウィーク直前でバルセロナを破った(1-0)が、守備陣を絶望に追いやったのは久保だった。バルサは日本の旋風を止めることができず、久保は最終的にバルセロナまでも沈めている。そして中国戦でも輝いた。シーズン序盤の疑念は完全に解消され、出場時間がやや減ったにもかかわらず、すべてを正しく実行している。モチベーションに満ち溢れた状態で、サン・マメスに乗り込んでくるはずだ」
