【富岡佳子】50代に似合う「白シャツの選び方」
上品さとカジュアルさ、女性らしさとかっこよさ──。エクラ世代が目ざしたいおしゃれの要素を、バランスよく備えた富岡さんの私服スタイルをクローズアップ。今回お届けするのは「白シャツ」。 【写真】50代上品に着映える「ブラウス&シャツ」
おしゃれの理想を象徴するのが白シャツという存在です
どんなにお気に入りの白シャツでも、何年かすると黄ばんでくるもの。だから、定期的に買い換えたいのだけれど、タイミングよく、好みの一枚が見つからなかったりもするんです。私が白シャツに求める条件は、“カジュアルすぎず、きれいめすぎず、甘すぎず、辛すぎず”。切りっぱなしのバンドカラーと、ジャストサイズで着るシルエット。久しぶりに見つけたこの一枚は、好みの白シャツであると同時に、私の理想のシンボルでもあります。
「ハリ感のあるコットン素材というのも、これまで私が選んできた白シャツの共通点のひとつ。シルク素材だとフェミニンすぎで、しわ素材だとカジュアルすぎで、私の好みをずばり映してくれるのがこの素材なのだと思います。ボトムにインしてもアウトしてもちょうどいい丈感というのも、今の気分を反映してくれているポイントです」。 シャツ/ブラミンク(富岡さん私物) 帽子/フェリシオベッキ(富岡さん私物) ブーツ¥227,700 /ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク) スカート¥208,000/ブラミンク
撮影/長山一樹(S-14) ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリング協力/村山佳世子 モデル/富岡佳子 取材・原文/磯部安伽 撮影協力/バックグラウンズファクトリー ※エクラ2024年1月号掲載