トランプ前大統領が100ドル銀貨を販売開始、市場価格の3倍以上の価格
トランプは聖書、スニーカー、NFTでいくら稼いだのか
■聖書、スニーカー、NFTでトランプはいくら稼いだのか? トランプが推奨した聖書は、ロサンゼルスタイムズが引用した最新の財務報告によると、30万ドル(約4300万円)の売上を記録している。399ドルのスニーカーに関しては、正確なところは不明だがワシントン・ポストによれば1000足限定で販売され完売したため、少なくとも39万9000ドル(約5800万円)を稼いだことになる。トランプに最も大きな利益をもたらしたのはNFT事業で、CBSニュースによると、NFTのライセンス料から720万ドル(約10億3900万円)の収益を上げた。 トランプの純資産は37億ドル(約5339億7000万円)と推定されているが、今週、トランプメディア株が連続して過去最低を記録したため、若干減少した。この資産の大部分は、彼のSNS「トゥルースソーシャル」を運営するメディア会社DJT株に集中しており、多くの専門家はこれが過大評価されていると見ている。 こうした商品販売は、トランプが複数の刑事事件を抱え、数億ドルに上る未払いの法務費用を負担している中で行われている。 今年2月には、トランプとトランプ・オーガニゼーションに対する詐欺裁判で4億4000万ドル(約634億9600万円)以上の支払いが命じられた。アクシオスによると、2月の法務費用は約600万ドル(約8億6600万円)に達し、3月から5月にかけては約350万ドル(約5億1000万円)に減少している。また、資金不足は選挙キャンペーンにも影響を及ぼしており、ポリティコによれば、カマラ・ハリス副大統領の陣営は8月にトランプ陣営を大きく上回る支出をしながらも、資金調達でトランプ陣営を上回る結果を残した。ハリス陣営は先月1億9000万ドル(約274億1900万円)を調達し、トランプ陣営の4500万ドル(約64億9400万円)を大幅に上回った。
Antonio Pequeño IV