NCガイドショップが経営破たん 取引先に影響はなく、従業員は新会社へ 鹿児島
鹿児島テレビ
クレジット業務などを手がける、鹿児島市の「NCガイドショップ」が11月18日、東京地裁に会社更生法の適用を申し立て経営破たんしたことがわかりました。 事業は新会社に譲渡される予定で、カード会員や加盟店などの取引先への影響はなく、従業員も新会社に引き継がれる見通しです。 経営破たんしたのは、鹿児島市でカードのクレジットやキャッシングなどの事業を行う「NCガイドショップ」です。 田中信一郎社長によりますと、18日夕方、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、11月22日に裁判所から手続きの開始決定が出る見通しです。 負債総額は2024年3月末の決算時点で約54億円です。 改正貸金業法による過払い金の返還請求が経営を圧迫し、2008年11月に負債総額131億円で私的整理手続きに入り、取引先の金融機関からあわせて48億5000万円の支援を受けていましたが、3期連続で赤字を計上していました。 カード会員数は約7万8000人、加盟店は約3800店舗で、手続きの開始決定後に事業を譲渡する予定です。 田中社長は「カードの利用は今まで通り利用できる。加盟店も引き継ぐので問題はない」としています。 また、従業員36人も譲渡先に引き継いで雇用する予定です。
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