王者・武居由樹は挑戦者・比嘉大吾とのフェイスオフでニヤリ 両者ともに前日計量をパス
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(3日、有明アリーナ) 前日計量が2日、横浜市内で行われ、初防衛を目指す王者の武居由樹(大橋)が53・4キロ、挑戦者の比嘉大吾(志成)が53・4キロでともにパスした。 続けて行われた写真撮影のフェイスオフでは、にらみ合うのではなく武居が思わずニヤリとしてしまう場面も。武居と師匠の八重樫トレーナーは、比嘉の野木トレーナーの練習に参加するなど両陣営は親交がある。武居は8月31日の事前会見で比嘉と対面した際も「いつもと変わらないニコニコした感じ。そこにだまされないように自分が殺気を持って倒しにいきたい」と話していたが、この日もどこかにこやかな雰囲気で計量が行われた。