さわやかな清涼感に感動!本場さながらのシナモンロール&"カリモチ"食感のトリコになるブールとは
イーストの量は最小限!小麦の味を最大限に生かした「ブール」
「ココティカフェ」の鈴木京子店主が最近食べて感動したパンを尋ねました。 (ココティカフェ・鈴木京子店主) 「東郷町の『パントリコ』の『ブール』。外カリッと、中はモチッと。素朴な味わいが大好き」 愛知県・東郷町で11年前にオープンした「パントリコ」。住宅街にある小さな一軒家でパンを作るのは、この道24年の服部絢子店主です。 (パントリコ・服部絢子店主) 「"トリコ"はフランス語で"編み物"。一つずつていねいに編んでいく、そんなパン作りをしたい。お客さまは『パンのとりこ?』(と聞いてくるが)、それはいい考えだって『そうでもあります』と答えている」 シンプルながら素材にこだわるパンが約40種類並ぶ中、今回「ココティカフェ」の鈴木京子店主が推薦したのが「ブール」。水と小麦粉・塩・イーストのみで作る、シンプルかつポピュラーなハード系のパンです。 鈴木店主が感動したポイントは、噛んだ瞬間に感じる力強い小麦の風味なのだとか。ブールに使用するのは、強い香りが特徴の石うすびき小麦粉です。さらに、イーストの量にもこだわりがあるとのことで…。 (パントリコ・服部絢子店主) 「小麦粉1kgに対して1.5g。イーストが多いと独特の香りがして、小麦粉の味わいが感じられなくなる」 小麦の風味を損なわないようイーストの量は通常の1/10にして、約18時間ゆっくりと発酵。小麦の風味を最大限に引き出すシンプルながらもツウな一品です。 職人が推薦するパンを、一度食べてみてはいかがでしょうか。 CBCテレビ「チャント!」6月7日放送より
CBCテレビ