【バドミントン全英オープン】「相手のショットをある程度読みながら動けていたと思う」(山口茜)
渡邉航貴は男子シングルス準々決勝でフランスのクリスト・ポポフに0-2で敗れる
――最初から相手のリズムで進んでいた 渡邉 自分のリズムに全然持っていけなかったのがダメでした。自分からスピードがまったく出せなかった。もっと行っていい場面で、なぜか消極的なプレーがめっちゃ多くて。自分は攻撃ありきの守備なんですけど、最初からも守ろう、守ろうとしているところがあった。点数取られて、焦って、攻撃させられている展開。ダメダメでしたね。 ――それは技術的な問題か、それともメンタルの問題か 渡邉 メンタル的な問題ですかね。少し硬くなった部分があるし、勝てるチャンスがあるからこそ、なんか消極的になってしまったのが、負けてしまった敗因かなと思います。 ――2ゲーム目も打たれることが多く、相手の好きなようにやられてしまった 渡邉 1ゲーム目を取られた時点で、気持ち的には相手の方が楽になったと思います。もったいないし、もっと勝負しないといけないところで簡単なミスをしてしまった。準々決勝まで勝てたのはよかったけど、今日は雰囲気に飲まれた。相手というより、チャンスがあるからこそ向かっていけなかった、ポジティブに向かっていけなかったのがダメだったかなと思います。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/Getty Images