年末年始注意! 貴金属の「押し買い」 別ジャンルの出張買取依頼で増えています。要注意ジャンルは?
そこから見える条件:シニアが利用しやすいジャンルは要注意
シニアのいる家庭では、どうしても古着や電化製品などの不用品が出やすいです。 捨てるのも勿体ないという考えから、少しでもお金にならないかと出張買取を依頼する人も少なくありません。 またタイミングよく「なんでも買取します」というような電話があると、すぐに応じてしまうことがあります。 先に述べたような着物、レトロ家具、レコード、五月人形や雛人形、毛皮などは、特にシニアの家庭では多くみられるものです。加えて、価値が分かりにくい場合も多いです。 このようなジャンルは実際目で確認してもらうために、出張買取の需要が高いです。 また、持ち運びが難しいケースが多い点も狙われる要因です。 貴金属も安価で買い取られてしまったということがないように、業者の要望に応じないことが大事です。 もし、想定していないものを強引に買取され困った場合には、特定商取引法の定める書面の受領日を1日目として、8日以内にクーリング・オフの相談・実施を行うことも検討しましょう。※家具など対象外のものもあります。
参考資料
・国民生活センター「訪問購入」 ・国民生活センター「【クーリング・オフ】訪問買取でクーリング・オフできるか。」
青木 絵莉華