フェルスタッペン完勝で開幕2連勝。新人ベアマン驚異の7位。ハース”小松マジック”炸裂でヒュルケンベルグ1点獲得|F1サウジアラビアGP決勝速報
F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースが行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。開幕2連勝を達成した。2位にもセルジオ・ペレスが入り、レッドブルが2戦連続での1-2フィニッシュとなった。 【リザルト】F1第2戦サウジアラビアGP決勝レース結果 フェルスタッペンは今回も後続に影をも踏ませぬ走りも披露。セーフティカーのタイミングでライバルに首位を明け渡すシーンもあったが、トップに返り咲いた後はファステストラップを連発する速さを見せ、トップチェッカー。まさに盤石の走りだった。 2位にはペレス、3位にはフェラーリのシャルル・ルクレールが入った。 今回、カルロス・サインツJr.の代役として急遽F1デビューとなったオリバー・ベアマン(フェラーリ)は、中団グループを戦い抜き、いきなりの7位入賞。上々のF1初戦となった。 角田裕毅(RB)はハースのケビン・マグヌッセンに抑え込まれてしまったことでポジションを落とし、結局14位でのフィニッシュとなった。 なおハースは優れた戦略を披露。ペナルティがかさんだマグヌッセンにペースを落とさせ、後続を抑え込ませたことで、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを援護。ヒュルケンベルグは10位入賞を果たし、貴重な1ポイントを持ち帰った。
田中健一