今年最高の花「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2024」が決定!ガーデニング部門は暑さに強く、夏でも花いっぱいの2品種が同時受賞!
12月13日、園芸界の注目イベント「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2024」の受賞花が、ジャパンフラワーセレクション実行協議会から発表されました。 ジャパンフラワーセレクションでは、国内外の新品種のなかから、消費者に自信を持って推奨できる品種を【切花】【鉢物】【ガーデニング】の3部門で審査します。姿や形、特性、育てやすさ、購入のしやすさなど、さまざまな観点から専門的に評価し、春と秋に行われる各審査会を経て、今年は89品種がジャパンフラワーセレクション受賞品種に選ばれました。 この受賞品種の中から、さらに厳正な選考が行われ、各部門の中で最も優れた品種に授与される最優秀賞花「フラワー・オブ・ザ・イヤー」が決定します。 栄えある「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2024」に輝いた、3部門の最優秀賞花はこちら! 注目の新品種をぜひチェックしてみてください。
【ガーデニング部門】最優秀賞
ガーデニング部門は、春から秋まで実際に花の栽培経過観察が行われ、審査会を経て、最も評価を集めた品種に最優秀賞が授与されます。「趣味の園芸」の講師としてもおなじみの杉井志織さん、山口まりさん、渡辺均さんなども審査にあたりました。本年度は、2品種が最優秀賞に選ばれました。
ニチニチソウ「サニープリンセス ブルー」/東京都 サントリーフラワーズ ニチニチソウは暑さ、乾燥に強く、日本の夏にぴったりな花。太陽の下で美しく輝く咲き姿から名づけられた「サニープリンセス」シリーズは、従来の八重咲きのニチニチソウに見られる葉のよじれや分枝のしにくさを改良し、植えつけ直後から旺盛に成長する育てやすい品種として開発されました。つやのある葉も美しく、同シリーズの3色展開のうちブルーは、ピンク・ホワイトよりやや花径が大きくなります。こんもりとした1株の満足度も高く、涼し気なブルーの八重のニチニチソウとしての新規性など、見どころの多いおすすめできる品種として評価されました。