w―inds. 上海で成熟のステージ 5年ぶり思い出の地 初期曲にファン熱狂
男性2人組「w―inds.」が23日、約5年ぶりに中国・上海でコンサートを行った。会場は約2500人を収容する「NEW BUND31パフォーミング・アーツ・センター」で、チケットは完売。中華圏の音楽アワード30冠獲得など現地で絶大な人気を誇る2人が、コロナ禍などを乗り越えた5年分の思いをライブでぶつけた。 ステージ上に橘慶太(38)と千葉涼平(40)が登場すると、ボルテージはいきなり最高潮。橘が日本語で「久しぶりの上海。とにかく楽しんで!」とあおると、まさしくお祭り騒ぎの盛り上がりを見せた。 上海は初めて海外でパフォーマンスを行った思い出の地。2002年に現地の歌番組に出演以来、定期的にイベントやライブを開いてきた。今回はデビューした01~05年の初期曲のみの構成で、ファンにとっては懐かしの歌ばかり。曲のキーや振り付けは当時のまま、デビュー曲「Forever Memories」など全22曲を披露した。 千葉は「果実は熟した方がおいしいでしょ」と、大人の余裕でファンを魅了。最後は2人で「また会いましょう!」と呼び掛け、熱いステージを締めくくった。