レアルがバジャドリード撃破で初白星!…18歳エンドリッキの衝撃デビュー弾などで3発完勝
ラ・リーガ第2節が25日に行われ、レアル・マドリードとバジャドリードが対戦した。 昨シーズンのラ・リーガを制したレアル・マドリードは、今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からフランス代表FWキリアン・エンバペを獲得。マジョルカとの開幕節ではそのエンバペがジュード・ベリンガムやヴィニシウス・ジュニオールらとともに先発出場したものの、序盤のリードを守り切れずに勝利を逃した。初白星を目指す今節は本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』にバジャドリードを迎える。 序盤はレアル・マドリードがボールを保持しつつ、ロングボールを織り交ぜながらチャンスをうかがう。9分にはアントニオ・リュディガーの鋭いフィードに抜け出したエンバペがダイレクトボレーを放つも、GKカール・ハインがセーブ。16分にはダルウィン・マチスに際どいシュートを放たれるも、鋭い切り替えで主導権は渡さず、ヴィニシウスとロドリゴの両翼を起点に幾度となく相手ゴールに迫っていく。 レアル・マドリードは7割近いボール保持率を記録するも、バジャドリードの統率された守備に苦戦し、なかなか決定機を作り出すことができない。前線の3枚に加え、アルダ・ギュレルやフェデリコ・バルベルデも絡んで狭いスペースの攻略を試みるも、GKハインを脅かすまでには至らず。前半はスコアレスでの折り返しとなった。 後半開始早々の50分、レアル・マドリードはボックス手前左でFKを獲得すると、ギュレルが軽く押し出したボールをロドリゴが止め、バルべルデが右足を一閃。低い弾道の強烈なシュートがゴール右下隅に突き刺さり、先制に成功した。その後はややオープンな展開が増加。リードを許したバジャドリードはスローインやカウンターを起点にビクトル・メセグエルやラウル・モロ・プレスコリにチャンスが訪れるも決め切ることができない。 1点リードのレアル・マドリードは69分にルカ・モドリッチとブラヒム・ディアスを投入。ボールを握りながら優位性を保ちつつ、時計の針を進めていく。79分にはティボー・クルトワのキックを収めたヴィニシウスが巧みなタッチで対峙したDFを翻弄し、ゴール前へラストパスを供給。走り込んだエンバペがダイレクトで合わせたが、GKハインのセーブに阻まれ追加点とはならなかった。 88分、エデル・ミリトンのロングフィードに抜け出したB・ディアスが、距離を詰めたGKハインを嘲笑うかのようなループシュートでネットを揺らし、レアル・マドリードがリードを広げる。さらに90+6分、この日がデビュー戦となったエンドリッキが巧みなドリブル突破から強烈なシュートを突き刺し点差は3点に。試合は3-0で終了し、レアル・マドリードが初白星を飾った。 次節、レアル・マドリードは29日にアウェイでラス・パルマスと、バジャドリードは28日にレガネスと対戦する。 【スコア】 レアル・マドリード 3-0 バジャドリード 【得点者】 1-0 50分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード) 2-0 88分 ブラヒム・ディアス(レアル・マドリード) 3-0 90+6分 エンドリッキ(レアル・マドリード)
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