創部100周年の日大が始動 新主将・南條や2季連続首位打者の谷端らを中心に記念イヤー日本一を掴む
創部100周年を迎えた東都大学野球リーグの日大が6日、千葉県習志野市の同校グラウンドで記念イヤーの日本一に向けてスタートを切った。新しいチームスローガンは「掴(つかむ)」。異例の立候補で新主将となった南條碧斗捕手(3年・報徳学園)を中心に、青学大のリーグ5連覇を阻止し栄冠をつかみ取る。 レギュラー野手のほとんどが残って、侍ジャパン大学代表も経験したエース・市川も健在。初練習で汗を流した南條主将は「橘田さん(前主将)を見ていて、次は自分が先頭に立とうと思った。個々の能力はあるので、しっかりまとめたい。プレッシャーもあるが、記念の年の優勝キャプテンになれるようにしたい」と力強く誓った。 昨秋、リーグトップの2割6分6厘だった打線を引っ張ったのは2季連続の首位打者に輝いた谷端将伍内野手(3年・星稜)。大学での残り2シーズンに向けても「首位打者を取り続けたい」と力強い。年末に帰郷し、母校で先輩のヤクルト・北村拓己内野手から励まされた。「バッティングは通用すると言ってもらえた」という谷端は「日本一になって、ドラフト上位で指名されるように頑張りたい」と決意を語った。
中日スポーツ