「みやこ市民劇」道を切り開いた先人を描く 主役を三陸鉄道の社員が熱演 岩手・宮古市
岩手めんこいテレビ
岩手県の宮古市民でつくる演劇の上映会がこの12月21日・22日に開かれました。テーマは江戸時代に宮古と盛岡をつなぐ道を切り開いた人物です。 みやこ市民劇は東日本大震災後の2018年から地元にまつわるテーマで2年に1度上演されていて、4回目の2024年は市民約100人が公演に参加しました。 今回描かれたのは江戸時代に宮古と盛岡をつなぐ山道を切り開いた鞭牛和尚の半生。 主役を務めたのは1年前に宮古に移住してきた葛西翔大郎さんです。 現在、三陸鉄道に勤め運転士を目指している葛西さんは、地域の交通に生涯を捧げた鞭牛和尚を熱演していました。 また高橋裕二アナウンサーは盗賊を追う役人の役で舞台を盛り上げました。 観客 「テレビのドラマなど見る以上にすごく感動して、長生きします」 鞭牛和尚役 葛西翔大郎さん 「(観客の)挑戦の第一歩を後押しできるよう応援したいというところで、ずっと最初から劇を演じてきたので、その思いが市民の方に伝われば良いかなと」 訪れた人は鞭牛和尚や当時の宮古に思いを馳せながら舞台を楽しんでいました。
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