自民党・石破元幹事長が記者会見(全文3完)政治は勧善懲悪物語ではない
党内で名があがらないのはなぜか?
司会:【***********こんなに大変な状況の中で起こしいただいていますので**************リーダーとして、************、自民党*****どういうふうな、何をなさっているのかという 01:32:20】。石破さんそう、なんで党からは石破さんの名前がまったく挙がらないのか。全ての世論調査でほとんど一番に入ってきているのに、なぜ党の中では別の人の名前ばっかが出てきて、石破さんがまったく名前が挙がらない、何を、石破さんの何を恐れているのかも含めて、最後その一言をいただければ【1年のメンバーシップ 01:33:22】を差し上げたいと思います。 石破:まったく挙がらないわけでもないと思うんですけどね。ぱらぱらは挙がってるんじゃないかと思いますが、それは、よく言われるのはあいつ1回自民党出たことあるからねと、そういう人間は信用ならんね。これはもう歴史は変えられないんで。ただ、私はじゃああのときに出ないという選択があったかというとたぶんないと思います。それは自分のやったことを後悔しても仕方がないし、自分のためではなくて日本国のためにそうしたいと思ったのでこればかりはどうしようもありません。 もう1つ理由があるとすれば、顔が怖いとか、そういうことも言われるんですが、これまたどうしようもないのでありまして、常に言うことが正論っぽくて、世の中はそんなものじゃないんだよ、というそういうとこがあるんだろうと思います。私は国民に向かってきちんと説得できる、そういう政治でありたいと思っていて、結果が全てでできないこと言ったってしょうがないじゃないか、という方々とはちょっと立場が違う。 やっぱり結果が全てでできなきゃしょうがないじゃないかという意見が党の中には強いように思っております。そこはかつての自民党とやや変質をしたところのように私には思えてなりません。
調べていないことを全部調べるのか
司会:石破さんがなると、今までいろいろ調べなきゃいけないこと、調べてないことを全部調べられるんじゃないかということが石破さんを次の総理や総裁にしたくないというような説もありますが、そこは石破さんがなればどうですか、それ実際に。 石破:でもそれは、あいつが総理になると今までやったいろんなことが全部明るみに出て、とかなんとかいうことが面白おかしく語られますが、それは三権分立のメカニズムの中できちんと行われるべきことであって、政治は勧善懲悪物語ではない。 しかしここ数年、行政府の権限がすごく強化されたのに対して、立法府の権限がメカニズムとして強化されていない。私は立法府が行政府の下に立つと、どうしても権力っていうのはチェックが効かなくなるということは現象として起こりうることだと思っています。そうしますといかにして立法府の権能を強くするかということはやらなければいけません。今までの悪を暴くために新しい政権というのは、それはあまり時代劇ではないので、と言う感じがしておるところであります。 司会:ごめんね。 通訳:ありがとうございます。 司会:(英語) 男性:ごめんなさい、もらいます。 石破:ちょっとうちのメールアドレスややこしいのであとで教えていただければ送ります。初期のものすごいややこしい、メールアドレスが。 司会:メールアドレスが。 (完)【書き起こし】自民党・石破元幹事長が記者会見