センバツ高校野球 常総学院 選手紹介 武田勇哉一塁手 /茨城
◇皆を信じ楽しむ4番 武田勇哉一塁手(2年) 入学直後に92キロあった体重をパワーを保ったまま絞り込み、今季公式戦18安打、2本塁打、13打点。1年秋から座る4番にふさわしく、いずれもチームトップだ。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 昨秋関東大会、初戦の専大松戸(千葉)戦では初回、1死一、二塁の好機で、変化球に体勢を崩されながら左前に先制適時打。一方で六回は1死三塁で右犠飛を放ち1点を追加。島田直也監督(53)は「チームバッティングを理解し、打ち分けることを学んだ。周りが見えて、硬さが抜けた」と太鼓判を押す。 「以前は自分が決めると気負っていたが、皆が打ってくれると気づいた。今は野球する時間が楽しい」と心境の変化を語る。 テンポの良いシートノックなど練習の質の高さに引かれて入学したという。引っ張る上級生になり「雰囲気を良くしたい」と積極的に声を出している。=つづく ……………………………………………………………………………………………………… ◇武田勇哉(たけだ・ゆうや)一塁手 千葉・船橋市立二宮中出身▽182センチ、87キロ▽右投げ右打ち