都庁舎がランタンの光に包まれた大晦日。「HAPPY NEW YEAR TOKYO」参加レポート
2023年12月31日、東京都庁都民広場にて開催された大みそかカウントダウンイベント「HAPPY NEW YEAR TOKYO」。事前応募で選ばれた約650人が参加し、各々願いを込めたランタンを夜空に打ち上げました。ステージにはシンガーソングライターのピコ太郎さんやサンリオのキャラクターたちがゲストとして登場し、会場は大盛り上がり! 都議会議事堂に映し出されたプロジェクションマッピングの演出もあり、幻想的な大みそかの夜となりました。 【画像を見る】ド派手衣装で登場した「PPAP」のピコ太郎さん ■東京都が発信する都民参加型イベント「あしたの東京プロジェクト」 「あしたの東京プロジェクト」の一環として実施された今回のイベント。東京の新しい魅力を生み出していく参加型キャンペーンで、会場には23年度の取り組みを紹介するパネルや、都民が作成したペットボトルランタンツリーなども展示されていました。 受付を済ませた参加者にはランタンが配られ、そこに願い事などを書き込んでいきます。 新年の抱負やかわいいイラストを書いている人もいて、みんなの思いがこもったランタンを見ているだけでワクワクしてきます。 ■ピコ太郎&サンリオキャラクターの登場で会場は大盛り上がり! 金ピカの衣装で颯爽とステージに登場したのは「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」でおなじみのピコ太郎さんです。 この日はカウントダウンイベントのために特別バージョンにアレンジした「PPAP」を披露してくれました。 大みそかの夜にド派手に響き渡るペンパイナッポーアッポーペンのインパクトは絶大!去りゆく年の嫌なことは全部忘れて新しい年に向けての活力になりそうです。 ピコ太郎さんに続いてステージに登場したのは、2024年に50周年を迎えるハローキティをはじめとしたサンリオのキャラクターたち!みんな目一杯おめかししていてなんてかわいらしいんでしょう♪ みんなで一緒に踊れるダンスの振り付けをレクチャーしてくれて、会場も一体になって盛り上がります。 驚いたのはこちらのプロジェクションマッピングの演出です。 キャラクター達が踊るステージの上に、サンリオピューロランドを思わせる大きな虹が映し出されていました。 これには会場の子ども達も大喜び。このパフォーマンスで会場のボルテージもマックスに! その後、ステージには小池都知事が登壇しました。 小池都知事のランタンに書き込まれているのは、「みんな輝くあしたの東京」というメッセージ。 私たち一人ひとりが輝くことで東京がより一層輝くようにという意味を込めたそうですよ。 ■夜空に打ち上がる無数のランタンに感動! さあ、いよいよランタンの打ち上げ時間が迫ってきました。 大みそかのカウントダウンといえば0時ですが、ここでは子どもや観光客も楽しめるように19時に向けてカウントダウンを開始します。 5、4、3、2、1…… HAPPY NEW YEAR!! みんなの願いを込めたランタンがふわりふわりと東京の夜空に打ちあがります。 半円形の都議会議事堂に映し出されるプロジェクションマッピングの映像も重なって、360度数えきれないほどの灯りに包み込まれる新感覚体験! 夜空にゆらめく灯りは幻想的で、まるでおとぎ話の世界に迷い込んでしまったみたい。 都庁を背景に無数のランタンが打ち上がっているのはなんだか不思議な光景ですよね。 ランタンには風船のように紐がついているので、どこかに飛んで行ってしまう心配はなく、しばらくの間この光景を楽しむことができました。 この一つひとつが人々の願いなのだと思うとジーンときてしまいますね。 多彩なステージをはじめ、プロジェクションマッピングの演出やランタンの打ち上げなど盛りだくさんの内容で、1年を締めくくるのにふさわしい豪華なイベントでした。 2024年もいい年になりますように…! 取材・文=宇都宮薫