和歌山市文化表彰の表彰式
文化の日の11月3日、和歌山市の文化・芸術振興に功績のあった個人や団体を表彰する、和歌山市文化賞の表彰式が和歌山城ホールで開かれました。 43回目を迎えた和歌山市文化表彰では、和歌山市文化賞に、県内でマリンバの演奏文化を広げたマリンバ奏者の新井貞子さんが選ばれ、尾花正啓市長から賞状と徽章が授与されました。 文化功労賞には、和歌山市出身の俳優で、テレビドラマ「エルピスー希望、あるいは災いー」や、連続テレビ小説「ブギウギ」「虎に翼」、大河ドラマ「青天を衝け」などでバイプレーヤーとして活躍している岡部たかしさんと、ヴァイオリニストの寺西一巳さんが受賞しました。 文化奨励賞には、ユーフォニアム奏者の小寺香奈さんと、和歌山県腹話術協会が選ばれました。 文化賞を受賞した新井貞子さんは「木の音色を楽しんでもらおうという思いを胸に長年演奏活動に取り組んできました。恩師の指導や共に演奏活動をしてきた仲間たちのおかげです」と受賞の喜びを語りました。 1982年度から始まった和歌山市文化賞の受賞者は今回で42人に、文化功労賞は76人と2団体に、文化奨励賞は40人と30団体になりました。