キャサリン皇太子妃のクリスマスキャロルが開催 ルイ王子、姉シャーロット王女のために皇太子妃との約束を守る
現地時間12月6日(金)の夜、キャサリン皇太子妃が主催するクリスマスキャロルがウェストミンスター寺院で開催された。皇太子妃はもちろん、ウィリアム皇太子とジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が出席した。 【写真】ルイ王子と叔父ハリー王子のそっくりモーメント傑作選
主催者の皇太子妃は家族や他のロイヤルファミリーよりも一足早く、単独で寺院に到着。パフォーマーや一般人のゲストたちと対面、言葉を交わした。その中にはシンガーのパロマ・フェイスも。パロマもがんを患った過去があり、化学治療を経験している。パロマは今年同じように化学治療を受けていた皇太子妃に、お見舞いの言葉を述べた。すると皇太子妃は「去年の今頃は、今年がこのような1年になるとは思っていなかったです」とコメント。大変だった1年を振り返ったそう。
また今年のキャロルにはロイヤル・バレエ団のバレリーナも出演、ソロパフォーマンスが披露された。皇太子妃はそのことを、バレエが大好きなシャーロット王女に内緒にしておいて当日のサプライズにしようと考えていたとか。皇太子妃はバレリーナが出演することを知っていたルイ王子に「このことを秘密にしておける? そうでなくてはシャーロットを驚かせられないから」とお願いしたそう。
ルイ王子はこれに同意。母と姉のためにこの約束をしっかり守ってくれたとか。皇太子妃はパロマに「ルイは2週間近く、この秘密を話さないでいてくれました」と打ち明けていたそう。パロマが「大変だったでしょうね」と返すと、皇太子妃は「6歳の子にとってはね」とコメント。その日の朝、ルイ王子が「ママ、もう話してもいい? 爆発しちゃいそうだ」と皇太子妃のところに来たことを語りつつ「ちゃんと守ってくれていると思いたいです」と話していたそう。
ちなみに今年のキャロルでは会場の外に「親切の木」というツリーが登場。ゲストたちが赤いカードに誰かに対する感謝の気持ちを書き、それを飾るという催しや行われた。ジョージ王子やシャーロット王女、ルイ王子もこれに参加。ルイ王子は皇太子妃の両親に向けたメッセージ。「おばあちゃんとおじいちゃん、僕とゲームをして遊んでくれてありがとう」と書いていたことが確認されている。
王室のイベントのたびにやんちゃな表情を見せて、ロイヤルファンのハートを射止めてきたルイ王子。昨年のクリスマスキャロルではシャーロット王女のキャンドルの火を吹き消すというわんぱくなところを披露していたけれど、今年はぐっと大人っぽく振る舞っていた。これからどんなロイヤルに育っていくのか楽しみ。