「年齢を重ねた今こそ“渋味ドレッシー”を主力に」種市さんに今季のブーツ事情を聞いてみた!
「ここ数年はさまざまなシューズを履いていましたが、最近は若かりし頃に愛用していたオーセンティックなタイプが個人的にリバイバル」。 ▶︎すべての写真を見る そう話してくれたのは、我らがお洒落番長の種市 暁さんだ。 「なかでも当時は背伸びして買ったものの、年齢を重ねた今、ようやく等身大で似合うようになったクラシックでドレッシーなモデル。 普段の街で過ごすときに楽しみたいですね」。
「オールデン」
「初めて手に入れたオールデンがコードバンのチャッカブーツ。今より随分と安かったものの、20代前半だった僕には奮発した買い物でした。 もう何年も履いていなかったけど、汎用性が高くて使い勝手のいい一足です」。
本格ドレスブーツであっても装いは正統派のドレススタイルではなく…… 「リラックスムード漂うニットのセットアップ&インナーを三つ揃えで合わせました。 こういうゆるめのコーディネイトにスニーカーだと印象が軽くなるので、キチンと感を添える引き締め役としてもドレスブーツが役立ちます」。
「ジェイエムウエストン」
「若い頃、茶色のジョッパーブーツにフラノやツイードのグレースラックスというスタイルに憧れがありました。 だけど当時は手が出せず別のブランドで間に合わせましたが、やはりこの妖艶な佇まいにはグッときます」。
「ジョンロブ」
「昔から憧憬のブランド。サイドジップブーツの『フレディ』は、ベルベットのような上質スエードといい、流麗なシェイプや高めのヒールといい、最高にエレガントでセクシー。ここぞという日の勝負靴にしたい」。 山本 大=写真 与那嶺龍士=スタイリング いくら直幸=文
OCEANS編集部