【新NISA】初心者はチェック!「買ってはいけない」投資信託の特徴3つ
特徴3.テーマ型である
テーマ型の投資信託も、初心者にはおすすめできません。 テーマ型とは、「半導体」や「IT」などの特定のテーマに関連した銘柄のみに投資する投資信託です。 投資信託は、1本購入するだけでさまざまな銘柄に投資できてリスクを分散できることが強みですが、テーマ型の投資信託は似たような銘柄に投資することになるため、リスクが集中しがちです。 例えば、「半導体」をテーマとする投資信託は、半導体業界自体が不振に陥った場合に、価格が大きく下がるでしょう。 そのため、リスクをできるだけ抑えて投資をしたい初心者は、テーマ型は避けましょう。
新NISAで投資信託の積立投資を始めよう
初心者が買わないほうがいい投資信託の特徴を紹介しましたが、新NISAでの投資は上手く活用することで老後資金の形成に役立ちます。 新NISAで投資すれば、老後に向けて2000万円を貯めるのも夢ではありません。 積立金額別にみた、新NISAで2000万円用意するために必要な期間は以下のとおりです。なお、運用利回りは年率3%を前提とします。 ●年率3%で運用した場合に2000万円貯めるために必要な期間 積立金額 必要な積立期間 ・月1万円 59年10ヵ月 ・月3万円 32年9ヵ月 ・月5万円 23年2ヵ月 ・月7万円 18年 ・月10万円 13年7ヵ月 ・月15万円 9年8ヵ月 ・月20万円 7年6ヵ月 ・月30万円 5年2ヵ月 月5万円の積立投資を23年2ヵ月続ければ、2000万円の用意が可能です。 投資は、一般的に早く始めるほど効果を得やすいです。ぜひ、今から新NISAでの資産形成を始めてみてください。
参考資料
・金融庁「NISAを知る」 ・一般社団法人投資信託協会「そもそも投資信託とは?」 ・金融庁「つみたてシミュレーター」
苛原 寛