【新NISA】初心者はチェック!「買ってはいけない」投資信託の特徴3つ
2024年1月から新NISAが始まりました。 新NISAは、従来のつみたてNISA・一般NISAに比べて年間に投資できる金額が大幅に増え、非課税期間も無期限となりました。 ◆【シミュレーション】年3%で運用できたら何年で2000万円つくれる?《積立金額別》 そのため、より使いやすくなった新NISAで積立投資を始めようと思っている人も多いかもしれません。なかでも、「投資初心者は投資信託がおすすめ」と言われることも多いです。 ただし、投資信託であればなんでもいいわけではありません。本記事では、初心者が買わない方がいい投資信託の特徴を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
特徴1.信託報酬が高い
投資信託は、多くの出資者から少しずつ集めたお金を専門家が代わりに運用する商品です。 投資信託を1本購入するだけでさまざまな資産に分散できるため、リスクをできるだけ抑えて投資したい投資初心者に向いていますが、専門家が運用するため手数料がかかります。 この手数料は「信託報酬」と呼ばれ、投資信託によって大きく異なります。 信託報酬が年率0.1%の投資信託を100万円分保有した場合にかかる手数料は1,000円ですが、信託報酬が年率1.0%の場合は年間1万円もの手数料がかかります。 信託報酬が高いと、いくら運用成績が良くても手数料負けして資産が十分に増えないリスクが高いです。 そのため、投資初心者はできるだけ信託報酬が低い投資信託を選びましょう。 信託報酬は購入前に確認できるため、かならずチェックしてください。
特徴2.純資産総額が少ない
純資産総額が少ない投資信託も、投資初心者は購入を控えましょう。 純資産総額とは、投資信託の大きさをあらわします。 例えば、100人の投資家が1万円ずつ投資する投資信託の純資産総額は100万円(100人×1万円)です。 この純資産総額が少ないと、途中で運用を辞めてしまう(繰り上げ償還)リスクが高くなります。 目安として、純資産総額が10億円以下の投資信託は避けた方がいいでしょう。また、純資産総額が減り続けている投資信託もおすすめできません。 目論見書や各証券会社のWebサイトなどで投資信託の純資産総額は確認できます。