「買う回数減らす」10月も“値上げラッシュ” 今年最大の2911品目 飲料、菓子、郵便料金も…消費者「賃上げ追いついていない」「生活が厳しい」
10月も値上げラッシュとなっていて、大手飲料メーカー5社がペットボトル飲料などを値上げするほか、明治のチョコレート菓子や、亀田製菓の「ハッピーターン」など人気の菓子類も価格を引き上げます。また、郵便料金も30年ぶりに改定され、はがきや定型の封書が20円前後引き上げられました。信用調査会社の帝国データバンクによりますと、10月の食品や飲料の値上げは2911品目に上り、今年最大だということです。賃金引き上げの一方で上昇が続く「物価高」。街の人からは、「賃上げが追いついていない」との声が多く聞かれました。
街の人はー 会社員(40代): 「(賃上げは)ありました。けど、それよりも物の値段の方が、毎月のように上がって、(給与が)上がった割にはっていう買う方が高い。(賃上げが)追いついていないって感じがします」 専門学校教員(50代): 「物価も高くなるし、(給与と)差が広がってきて、生活が厳しい感じ」 主婦(40代): 「ハッピーターンとか好きなのでちょっと。買う回数を減らしたりとかはするかもしれない」 公務員(30代): 「食品全般、困るなと。(菓子類など)小腹がすいたときに食べられるものが上がると困る」 主婦(70代): 「(年賀状は)夫と二人で90枚ぐらい。『来年は高いから10枚減らす』とか夫が言ってますけど」
長野放送