「ジル サンダー」が銀座に過去最大の旗艦店をオープン “銀”にちなんだ限定コレクションも発売
「ジル サンダー(JIL SANDER)」は11月29日、過去最大規模の旗艦店を銀座にオープンする。 【画像】「ジル サンダー」が銀座に過去最大の旗艦店をオープン “銀”にちなんだ限定コレクションも発売
全国の主要百貨店のウィメンズ、メンズストアに続き21 店舗目となる銀座店は、2 フロア627平方メートルの面積を備える。ルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie & Luke Meier)クリエイティブ・ディレクターの耐久性のある環境を構築することへの信念を反映し、天然素材や再利用素材を取り入れて経年変化を楽しめるようにデザインした。自然な風合いを活かした石材、カーブを描く真鍮素材、深みのある色合いの木材で構成し、什器はCDケースから再生されたプラスチック素材を採用している。
床には大判のイタリア産トラバーチンを敷き詰め、鉱物的な地表が2フロアに広がる。階段と壁もトラバーチンのシルバーブルーが空間を演出し、粗く磨いた表面処理や素材感が活きるように仕上げた。本店舗はロンドン・ボンドストリートの旗艦店に続き、世界的な建築設計事務所のカスパーミュラー クニアー アーキテクツ(Casper Mueller Kneer Architects)とのパートナーシップによる2店舗目。親密な雰囲気を醸しだす空間になるよう、柔らかな自然光が照らすアーティストのアトリエのような環境を再現した。
店内には、ブランド初となるアートインスタレーションのためのエキシビションスペースを設けた。このスペースにはイギリスの彫刻家レイチェル・ホワイ トリード(Rachel Whiteread)の作品 “ベルガモ II(Bergamo II)”を設置した。
限定カプセルコレクション
ウィメンズ、メンズのレディ・トゥ・ウエア、シューズ、バッグ、アクセサリーなどのフルラインに加え、この店舗でしか手に入らない限定カプセルコレクションも登場。銀座の歴史へのオマージュである“銀”にちなんだこのコレクションは、“7 デイズ シャツ”、“カンノーロ”バッグなどブランドのシグネチャーアイテムに、銀箔をあしらった独特の加工や素材でそろえた。ブランド初となるファインジュエリーコレクションも初公開。ホワイトゴールド、イエローゴールド、ダイヤモンドの独自のデザインでラインアップする。