パナソニック、10万円を切るミラーレスカメラ「LUMIX G99II」…USB Type-C採用で利便性向上
パナソニックは、ミラーレスカメラ「LUMIX G99II」(DC-G99M2)を2025年2月20日(木)に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はボディ単体が9万9,000円前後、「LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 II ASPH. / POWER O.I.S」が付属するレンズキットが13万8,600円前後。 【この記事に関する別の画像を見る】 2022年10月に発売した「LUMIX G99D」の後継となるマイクロフォーサーズカメラ。プロ向けの「LUMIX G9」シリーズに対し、ハイエンド機並みの性能と操作性を小型・軽量ボディに凝縮したハイアマチュア向けのモデルとして位置付けられており、“あらゆる旅の相棒に”を標榜している。従来機からの主な変更点は、USB Type-Cの採用と背面モニターのドット数向上。 撮像素子はローパスフィルターレスの有効約2,030万画素CMOSイメージセンサー。有効画素数は同等だが、従来機ではLive MOSセンサーを採用していた。画像処理エンジンはヴィーナスエンジンを踏襲。 動画機能では新たに、スロー&クイックモードをモードダイヤルに搭載した。約1/4倍のスローモーション動画や、約8倍のクイックモーション動画を簡単に設定可能で、日常や旅先の映像をシネマティックに記録できるとしている。動画記録は最大4K30pまで。時間無制限の内部記録や、V-Log L記録への対応は従来機と同等。 ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)および対応レンズとの協調補正(DualI.S.2)に対応。5軸・5段分の補正効果は従来機と同じ。 従来機でUSB Micro-BだったインターフェースはUSB Type-Cに刷新。モバイルバッテリーなどからの充電にも対応する。そのほかHDMI Type D、Φ2.5mmジャック、Φ3.5mmステレオミニジャック(マイク/ヘッドホン)を備える。 背面モニターは約184万ドットの3.0型フリーアングルタッチモニターを採用。従来機の約124万ドットから向上した。EVFは約236万ドットのOLEDでこちらは従来機と同等。 外形寸法は約130.4×93.5×77.4mm。質量は約530g(バッテリー。カード含む)、約481g(本体のみ)。 【2024年12月17日】“2019年5月に発売した「LUMIX G99」の後継”という記述を“2022年10月に発売した「LUMIX G99D」の後継”に改めました。お詫びして訂正します。
デジカメ Watch,本誌:宮本義朗