サッカー日本代表、次節勝利で史上最速のW杯行き決定。これまでの記録は2試合残し。異例な順調ぶり【W杯アジア最終予選】
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で中国代表と対戦。小川航基の2ゴールなどで3-1で勝利し、これで予選6試合5勝1分とした。首位を快走する日本は、来年3月に行われる次節バーレーン代表戦に勝利すれば、無条件でW杯本大会出場が確定する。 【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 中国の地に乗り込んだ日本代表は、立ち上がりこそ相手の固い守備に苦しむも、39分にセットプレーから小川が先制ゴールをあげると、前半終了間際にはまたもセットプレーから板倉滉がゴールネットを揺らし、2点リードで前半を終える。後半に1点を返されたが、小川がすぐに取り返し、最終スコア3-1で勝利を収めた。 これで日本は最終予選のグループCで6試合を消化し、5勝1分という成績に。同時刻に試合を行っていた同グループのもう1試合でサウジアラビア代表がインドネシア代表に0-2で完敗したことにより、次節のバーレーン代表戦で勝利すると、他会場の結果に関係なくW杯出場が確定する状況となった。 残り3試合を残した段階でW杯行きを決めるとなれば、日本史上最速記録となる。これまでの最速は南アフリカ予選で、2試合を残してのこと。プレーオフの末にW杯行きをつかんだフランス大会と開催国枠だった日韓大会を除くと、すべて1試合を残して決めている。 こんなに順調なアジア最終予選は、まさに異例と言える。史上最強の日本代表という表現は決してオーバーではないだろう。
フットボールチャンネル編集部