知床観光船KAZU1沈没事故 運航会社の桂田精一社長(61)を業務上過失致死の罪で起訴 運航管理者としての適切な判断怠り乗員乗客26人が死亡 釧路地検
知床半島沖で観光船が沈没し乗員乗客26人が死亡した事故で釧路地検は10月9日、運航会社の社長をしました。 起訴されたのは観光船KAZU1の運航会社社長、桂田精一被告(61)です。
桂田被告は2022年4月、北海道知床沖での沈没事故で26人を死亡させたとして、業務上過失致死と業務上過失往来危険容疑で逮捕送検されていましたが、釧路地検は勾留満期の9日、悪天候が予想された中で運航管理者としての適切な判断を怠り乗員乗客を死亡させたとして業務上過失致死の罪で起訴しました。 桂田被告の弁護人は起訴を受け、9日以降にも裁判所に保釈請求を行う予定です。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 【死亡した船長を書類送検】知床観光船沈没事故から2年以上…乗客・乗員25人死亡させた容疑
- 【知床遊覧船 沈没事故】社長の逮捕から1週間 ずさんな安全管理&届かなかった"謝罪進言" 行方不明者の家族は「反省を」「息子が夢に…会いたい」北海道
- 【知床の観光船沈没事故】逮捕された運航会社社長の身体拘束に弁護士が"異議"唱え『特別抗告』 「証拠隠滅や取り調べ拒否ならわかるがなぜ必要が」 北海道
- 小3男児が中1男子生徒から"性的いじめ" 下半身を触るよう何度も強要… 第三者委員会の報告書が公表 「学校や市教委の対応は不適切。直ちに調査開始すべきだった」と指摘 札幌市教委は陳謝
- 「ひもで首を絞めた」15歳少年が同居する40歳の母親の首を絞め“殺害” 死因は『窒息』首には線状の痕 親子を知る人は…「すごい子ども思い」何らかの口論があったか 北海道札幌市