軽やかな“黒”に、巧みな小物使いetc. 4人のお洒落上級者に学ぶ夏コーデのアップデート術!
街で目立っているから、頻繁に声をかけてしまう。街角パパラッチ特集では、そんな“常連組”が存在する。 ▶︎すべての写真を見る ここではセンスある彼らに協力を仰ぎ、昨年の装いからアップデートさせた今気分なサマースタイルでご登場いただいた。 夏の賢いアップデート術、とくとご覧あれ。
素材で変化をつけたリズミカルなブラックコーデ
橘 徹さん / 49歳 ブラック偏愛歴24年、と生粋の黒好き。そんな“縛り”のあるコーデを今年はトーンと生地感でマイナーチェンジ。 ピックアップしたのはフェード感のある八分袖Tシャツ&艶やかなレザーの切りっぱなしショーツといった味深いもの。
「ひと口に黒と言っても、変化をつけることで飽きずに楽しめる」とオーバーサイズで着こなし、こなれ感もプラス。 対してスニーカーやバッグなどの小物は直球の黒を選び、全身の引き締め役に。オールブラックの新たな可能性を橘さんから学びたい。
軽やかブラックの秘訣はリネン混デニムにあり
SENさん / 44歳 昨年のインディゴデニムのセットアップから、今年は上下ともにブラックデニムへ。ただし、重く見えすぎるのはノーサンキュー。 その解決策として、ネップ感のあるリネン混デニム生地を選び、上下黒デニムでも軽やかな印象に仕上げた。
さらに「着丈の長い白TをGジャンの中に入れることで、裾による“段”を作り、アクセントを加えました」とのこと。一方で、足元には大人っぽい革靴を。 ラフさと品の良さ、そのさじ加減を熟知していることが素晴らしい!
定番モノトーンを繊細な刺繍と色で味変!
コッセこういちさん / 45歳 モノトーンを愛するオーシャンズ世代は今夏もそれにゾッコン。しかし、昨年とは少し味付けが異なると言う。 「昨年はトップスの首元に挿し色を効かせるなど“遊び”を楽しみましたが、今は白と黒の世界にどっぷりと浸りたい気分。 しかし、シンプルすぎるとつまらないので、今回は繊細な刺繍が気に入ったキューバシャツをセレクトしました。サンダルと合わせて、街でもリゾート感を楽しんでいます」。
真っ白ではないくすんだ色みも、モノトーンを退屈に見せない大きなポイントといえそうだ。