新NISAで投資デビュー! なぜ、安定運用が投資初心者には向いているといえるのか?
投資初心者に安定運用が推奨される理由
インデックス投資は、さまざまな株価の平均値に投資することになるため、個別株への投資と比べると安定的(平均的)といえます。一方、個別株投資は個々の企業単体を投資対象とするため、仮にその企業に高い成長性があると見込むなら、インデックス投資よりも高いパフォーマンスを期待することができます。 前者を「安定運用」、後者を「積極運用」といいますが、ある程度投資に慣れてくると、この違いをしっかり意識し、相場の局面ごとに安定運用とするか、積極運用とするかを切り替えていくことができるようになります。 しかし、これから投資を始める、または投資を始めて間もない初心者にとっては、その見極めは難しいでしょう。こうした理由から、投資初心者向けに「安定運用をしましょう」といわれることが多く、金融機関や証券会社では安定運用を期待できるインデックスファンドがよく案内されています。
まとめ
投資初心者に対してはインデックスファンドが推奨されることが多いですが、成長性の高い個別株と比べると、商品設計の構造上、高い収益性は期待できません。 投資でもうけたいなら個別株などで積極運用をするほうがいいといえますが、利益を出すにはそれだけの知識や技術、経験が必要になります。初めのうちは安定運用を心掛け、慣れてきたら積極運用も取り入れるといった方法で、経験値を少しずつ上げていくのがいいでしょう。 出典 TradingView Inc. TradingView 執筆者:重定賢治 ファイナンシャル・プランナー(CFP)
ファイナンシャルフィールド編集部