拉致問題に林官房長官「もはや一刻の猶予もない」 被害者家族らと米国連大使に面会
拉致問題担当大臣を兼ねる林官房長官は、北朝鮮による拉致被害者家族らとともにアメリカの国連大使と面会し、被害者の帰国に向けた協力を要請しました。 【映像】面会で強く訴える横田早紀江さん 「拉致被害者ご自身に加えて、本日ご出席しておられるご家族もご高齢となる中で、もはや一刻の猶予もないと考えております」(林官房長官) 「もう88歳になってしまいましたので、元気な間に何とかしても一目会いたいと思っております。あとはもう本当になにもいらない、会いたいだけなんです」(横田早紀江さん) 会談で、グリーンフィールド国連大使は「アメリカは全てのご家族とともにあり、再会できるように努力したい」と述べ、「あらゆる機会でこの課題を取り上げる」と強調しました。 これに対して林長官は、大使のこれまでの拉致問題への取り組みに感謝したうえで、「ご家族の皆様の思いをじっくり聞いていただきたい」と述べました。 また、横田めぐみさんの母・早紀江さんは「世界中が連携して、絶対にいけないと声を固めないといけない」と訴えました。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部