【青森×東ティモール】津軽のこぎん刺しと伝統的織物「タイス」をかけあわせたストールなど新しい工芸品
RAB青森放送
東南アジアの発展途上国東ティモールと青森の工芸品をかけあわせて新しい商品を開発するプロジェクトが弘前大学で始まりました。 プロジェクトを進めているのは弘前大学教育学部政治学研究室の蒔田准教授です。発表会では津軽のこぎん刺しと東ティモールの伝統的な織物「タイス」をかけあわせたストールやスカートそれにハーフパンツがお披露目されました。また、東ティモールの葉編細工に津軽塗を施した新商品も作られました。 政治学が専攻の蒔田准教授は2019年から東ティモールで民主主義教育の出前授業を行っています。現地には良質な伝統工芸品がありますが利益を生み出せていないため青森の工芸品とかけあわせて新商品を作り、新しい価値を生み出したいとしています。 ★弘前大学教育学部 蒔田純 准教授 「今回のプロジェクトを使って後押しして、さらに発展をして、さらにそれを契機にしてすばらしいものが出来ていけばというすばらしい循環が生まれる契機になれば」 プロジェクトではきょうからクラウドファンディングで50万円を目標に資金を集め新商品を紹介するホームページを作成したいとしています。