義母に「子どもを産んだら学資保険に入るもの」と言われました。本当に必要ですか?
教育費の確保は学資保険だけとは限らない
かつては学資保険の利回りが高く、多くの方が教育資金の準備を学資保険で行っていました。 そのため、義理のお母さんがお嫁さんに対して「子どもを産んだら学資保険に入りなさい」というのは頷けます。 現在の状況は以前とは異なり、学資保険の利回りは低く、インフレリスクなども懸念されます。 お嫁さんが義母の言葉に「本当かな?」と感じるのは当然なのではないでしょうか。 教育資金が必要になるのは15~20年後。 早い段階からの準備が必要ですが、検討は慎重に行うことが大切です。
参考資料
・文部科学省「令和3年度子供の学習費調査の結果を公表します」 ・国税庁「No.1140 生命保険料控除」 ・金融庁「ソルベンシー・マージン比率とは?」
舟本 美子