神出鬼没の窃盗犯 水道メーター102個盗んだ疑いで「怪盗水グモ」逮捕 「お金がなくて生活に困り…」 大阪府警
大阪府警は府内の集合住宅から水道メーターを盗んだとして、35歳の男を逮捕・送検しました。 府内では水道メーターが盗まれる被害が相次ぎ、捜査関係者は「怪盗水グモ」と呼び容疑者の行方を追っていました。 窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕・送検されたのは、住居不定・無職の右田雅敏容疑者(35)です。 右田容疑者は今年3月から5月の間に大阪市や八尾市、堺市など府内6市の集合住宅から、水道管に繋がっている水道メーターを計102個、約139万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 警察によりますと右田容疑者は、「お金がなくて生活することに困り、水道メーターを盗み売ってしまいました」と容疑を認めています。 右田容疑者はこれまでに内装関係の仕事に就き、水道管の水漏れを点検する作業をした経験があり、メーターの外し方を知っていたということです。 右田容疑者はすでに一部の事件で窃盗の罪で起訴されいて、警察は21日の検察庁への送致で捜査を終結しました。 捜査関係者は容疑者について、神出鬼没に現れて水場を狙うことから「怪盗水グモ」と呼び、行方を追っていました。
ABCテレビ