追悼と復興への思いを込めたバルーン

23日中越地震から20年の節目を迎えた長岡市の山古志地区で、追悼セレモニーが開かれました。 【動画】「無我夢中ですごしてきた」中越地震発生から20年山古志で追悼セレモニー【新潟】 中越地震で大きな被害を受け全村避難を余儀なくされた長岡市の山古志地区。発生時刻の午後5時56分に合わせて住民など約300人が黙とうしました。セレモニーでは、犠牲になった人への追悼と復興への思いを込めてバルーンがあげられました。 　 ■山古志の住民 「体育館の避難所生活から2年間の仮設住宅での生活も経て、山古志に戻ってきたが、無我夢中ですごしてきた20年だったのかなと思います。」 ■当時住宅が全壊した山古志の住民 「地震を知らない子どもたちもいっぱいいるので、そういう人たちにも地震の怖さとか、後世に伝えていきたい。」 山古志地区では、人口減少と高齢化が課題となっていて教訓をつなぐ取り組みが続けられています。